ホイールを選ぶとき、サイズや見た目は気にしても「ナット穴の形や数」までは意識してない人、結構多い。
でもこれ、間違えるとホイールが付かない or 危険という超重要なポイント!
今回は、ナット穴の「数」と「形状」に注目して、わかりやすく解説していくよ!
【1】ナット穴の「数」ってなに?|4穴・5穴・6穴の違い
ナット穴(ボルト穴)は、ホイールを固定するための「穴の本数」のこと。
- 4穴(4H):軽自動車・小型車に多い
- 5穴(5H):普通車・中〜大型車・スポーツ系に多い
- 6穴(6H):ハイエースやランクルなど、大型バン・SUV・オフロード車に多い
【2】4穴と5穴と6穴の“境界線”ってどこ?
だいたいの目安としてはこんな感じ!
車のサイズ | 穴の数の目安 |
---|---|
軽自動車 | ほぼ4穴(PCD100など) |
コンパクトカー(フィットなど) | 4穴 or 5穴(車種による) |
普通車(カローラ・ノアなど) | 基本5穴 |
SUV・ミニバン・スポーツカー | 5穴が主流、一部6穴もあり |
大型バン・1BOX・オフロード車 | 6穴が多い(例:ハイエース) |
→ 穴の数が多いほど、車体の重さやトルクに対応している証拠!
【3】ナット穴の「形状」って?
ナットが接する“座面の形”にも種類がある!
- テーパー(60°円錐型):社外ホイールによく使われる
- 球面(R形):国産純正ホイールに多い(例:トヨタ・ホンダ)
- 平面座:欧州車などに多い、ワッシャー付きタイプ
→ この形状がホイールと合ってないと、ちゃんと締まらず超キケン!
【4】間違えるとどうなるの?
- 形が違うナットを使う → ゆるみ・脱輪の可能性アリ
- 穴数が合わないホイールを買う → そもそも装着不可!返品コース…
→ PCD(穴の間隔)も一緒にチェックしないと失敗しやすい!
🔩ホイール選びと一緒に知っておきたい「締め付けトルク」の話
ナットの形状や座面の違いを理解したら、もうひとつ大事なポイントがある。それが「締め付けトルク」だ。
ナットをホイールに取り付けるとき、どれくらいの力で締めるかはとても重要。
トルクが弱すぎると緩みの原因になり、逆に強すぎるとネジ山を傷めたり、ボルトが折れることもある。
普通車ならだいたい**90〜110N・m(ニュートンメートル)**あたりが推奨されているけど、車種やホイールの材質によっても微妙に変わる。
社外ホイールに交換したときは、そのホイールの説明書に書かれている推奨トルクもしくはネットで調べることが大事。
ちなみにトルクレンチがあれば、自分でも適切な締め付けができるようになるから、DIY派にはかなりおすすめ!
【まとめ】
ホイール選びで「穴の数」と「ナット形状」は超重要!
- 4穴・5穴・6穴 → 車のサイズ・重さで決まる!
- ナット座の形は? → ホイールの形と合わせよう!
- PCDも忘れずに! → 穴の並びの間隔も要チェック!
見た目だけじゃなく、“取り付けの基礎”も知っておけばホイール選びは失敗しない!
まずは自分の車が何穴かチェックしてみよう!
Have a good car-life!
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